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宴会の掟

 そもそも焚き火を囲んでする宴会に掟なんてものは無いと思っていたのだが、最近出かけた、毒舌を売り物にしているらしいある民芸館のオヤジが、囲炉裏の火に鼻をかんだティッシュペーパーを投げ入れたのには驚いてしまった。
 焚き火での生活を語りながら、囲炉裏に架けられた鉄瓶で沸かしたお茶を客達にすすめてくれるのだが、口をつけることができなかった。
 調理に使う焚き火と、ゴミを燃やす焚き火は明確に区分されることが当然と思っていた者には少々カルチャーショックを受けることとなってしまった。
 あちこちのキャンプ場がテントサイトでの焚き火を禁止する理由が理解できなかったのだが、やっと解った。
 ゴミを燃やすキャンパーが多いのですね。
 そう言えば、バーベキューの炉にタバコの吸殻を投げ入れるなんてのは、しょっちゅうのようだ。

 煙に燻された肴をつまみながら傾ける杯のすすむこと。
 焚き火で作る食事の旨いこと。
 焚き火で宴会ができるから、キャンプがしたいのです。

 敢えて、ごんべ家「宴会の掟」を定めます。
 調理に使う焚き火でゴミを燃やすな。タバコの吸殻は足元に置きなさい。