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UTPでの配線

 LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)用の伝送路には、非シールドより対線(UTP)が用いられることが殆どです。
 このケーブルは細く折り曲げやすく取りまわしが楽なのですが、キンク等もできやすく長距離(といっても、100m位までですが。)に配線するときは、思わぬトラブルがあるかも知れません。
ケーブル加工
用意するもの
・モジュラ コネクタ(RJ-45)
・鋏
・モジュラ圧着工具
・ケーブル

線番号を決める
 線は色付けされており、同じ色で白の混じったものとそうでないものが ペアになっていますので色によって線番号を決めておきます。

ケーブルの外皮を取る
 まず、ケーブルの外側皮膜を鋏で 1.5m程度、中の線が出るように切り取ります。

線の先端を揃える
先ほど決めた線番号順に線をフラットに並べて、同じ長さになるように鋏で先端部分を垂直に まっすぐに切り揃えます。
 これが不揃いだとモジュラに差し込んだとき、モジュラの金属部分と線が接触しない場合があります。

線をモジュラにいれる
 モジュラのピン番号を確認します。
モジュラには何も書かれていませんが、モジュラのノッチを下にして、線を入れる方向からピンを見ます。ピン番号は左から、12345678 となっています。
RJ-45 加工した線をモジュラに差し込みます。このとき、モジュラの奥まで差し込むことが重要です。
奥まで差し込むと、ケーブルの先端が見えます。きちんと差し込んでないと、ケーブルの先端が見えないので判ります。
 ペアになるピン番号は 1-2,3-6,4-5,7-8 です。
 先ほど確認した線番号のペアを間違えないようにセットして下さい。これを間違えるとLANのケーブルとして使えなくなります。
 ピンは8本ありますが、実際に LAN(Ethernet)で使うのは 1-2,3-6 の4本だけです。

圧着する
 いよいよ圧着です。線をセットしたモジュラを圧着工具のモジュラ・セット位置に取付け、RJ-45コネクタを圧着します。圧力を加えながらゆっくり圧着工具を締めると、コネクタ全体に圧力がかかり、圧着は簡単に完了します。

反対側のモジュラを加工する
 今までの手順と同じようにケーブルの反対側も加工します。ピン番号と線番号には十分注意して下さい。

ケーブルの検査
 ケーブルの検査には、専用のケーブル・テスターを用いれば完璧ですが、結構高価ですので、実際に動いている端末のケーブルと入れ替えて正常に動作するか確認します。

クロスケーブルを作る
 クロスケーブルは、ハブを使用しないで端末間を接続する場合等に使用します。ペアを間違えないで、1-2 を対向の 3-6 に、3-6 を対向の 1-2に、4-5 を対向の 7-8 に、7-8 を対向の 4-5にそれぞれ接続すればOKです。