お外で宴会 つまらないからもどる

 恒例、Wing お外で宴会は毎回かなり盛り上がっているようだ。
 しかしながら、オーナーの日頃の行いが悪いのか、呼んでもらえなかった儲からない客の怨念か必ず何らかのトラブルに見まわれることとなってしまうのである。

 或る年の4月初旬、花見で有名な公園でのお外で宴会である。
 昼間は、ぽかぽか陽気だったので参加者は殆ど薄着の状態である。
 おー、旨そうなワインが有るじゃない。
 オーナー自ら山菜の天ぷらを揚げているじゃない。
 申し分ない肴もたっぷり有るじゃない。
 これで、今日のお外で宴会は楽しく盛り上がれるぞー。と、いう筈が無いのである。
 4月初旬の外は寒いのである。きっと外気は5度前後、オマケにしとしとと雨も降ってきたではないか。
 皆、寒さに振るえながらひたすらワインを呷るのだったが、誰一人として酔っ払った者はいなかったのである。
 この天ぷら旨いネーなどと言っている儲からない客の顔が引きつっていたのをオーナーは気付いただろうか。